硯翠のアウトプット帳

統合失調症を患いながらも、日々をポジティブに生きることを心掛けています。本、資格、音楽のレビューから日常の些細なことまでアウトプットしていきます。

「漢字検定 準1級」を受けて

今日は取得した資格・検定について紹介したいと思います。


第2弾は、日本漢字能力検定 準1級です。
(取得したのが10年以上前なので、今と異なる点などありましたらすみません)

 

 

どんな資格?

漢字検定はご存知の方がほとんどだと思いますが、
漢字の読み書き、四字熟語、類義語・対義語などを適切に把握していることを証明する検定です。
私が受検した「漢字検定準1級」は、常用外の漢字が中心に出題されます。
例えば、「逼迫」「斡旋」「漏洩」など、聞いたことはある言葉だけど、どう書くんだっけ?と思うような漢字が多く出題されている印象です。
200点中160点で合格となります。
私が受けていた頃で合格率は15%~25%くらいを推移していたと思います。(私が合格できた回は17%だったと思います)

取得しようと思ったきっかけ

漢字は元々好きで、小学校の頃から、上の学年で習う漢字を先に覚えてしまったり、漢字テストを楽しみにしていたり、さらには漢字辞典を読書するほどの、漢字愛好家でした。
それもあり、漢字検定を4級から順に準1級まで、受検しました。
2級までは難なく合格できましたが、準1級は3回受けて合格しました。

私が行った勉強方法

私が勉強に使用した書籍はこちらです。


私が受検した当時から、表紙が変わっているので、内容も変わっているかもしれません。
書店に行くと、漢検の書籍はたくさん並んでいると思うので、手に取って見やすそうなものを選んでいただけたらと思います。
高校や大学の受験勉強では、いろんな出版社の問題集をやり過ぎない方がいいという意見もあった気がしますが、漢検に関してはあんまり気にせずいろんな問題に触れてみる方がむしろ良い気がします。
公式の書籍+自分が読みやすい問題集
で私は勉強しました。(上のリンクの通りです)
勉強した順番としては、

●赤シートで隠せる問題集
●本番を模した問題集
●過去問
●完全征服(抜け漏れがないか確認のため)

上のリンクの順番通りです。
「先に過去問に目を通したい!」という方もいると思いますし、これがベストというわけではないので、自分に合った勉強方法を見つけられると良いと思います。
(私は、2回落ちてるのでオススメだと強く言えません…)

受験会場

2級を受けた時は、高校生か大学生くらいの若そうな方が多い感じだったのですが、準1級は年配の方が多く受検されているように感じました。
2級までは準会場でも受検できますが、準1級・1級は受検できる会場が限られており、場合によっては会場まで行くのに時間がかかる可能性があるのでご注意です。

受けてみての感想

上記の4冊を繰り返し勉強して受検しましたが、初見の漢字や熟語はほぼ無かったと思います。(知らなかったのは「短兵急」くらいだったかな…?)

取得してみて良かったこと

①今はスマホがあるので、変換すればすぐ漢字が分かるかもしれませんが、手書きをしないといけない場面になった時などに、ひらがなが多い文章よりも、漢字でスラスラ書けたほうが絶対印象は良いと思います。(私もそれを実感しています)

②また、「これなんて読むかわかります?」と質問をされたことは皆あるのではないでしょうか?
そんな時に、サラッと読めると格好いいし、とても良い気分になると思います。

②を得たい方は準1級以上あるといいかなと思いますが、
①のような印象アップのためなら2級でも十分かなと思います。

少し残念だったこと

残念なことは漢検準1級に関しては特に無いかなと思っています。
1級も勉強したいと思ったときに、1級の問題集がとても少なかったのが、強いて言うなら残念でした。

 

漢字は学んでおいて損することは無いと思います。
就職を有利にするために、とだけ考えている方にオススメはしませんが、
ビジネスシーンからプライベートに至るまで、いろんな場面で重宝され、頼られると思います。